数日後、まったく知らないキャラからWIS(1対1チャット)がきました。
「I am SOS」
SOSでした。
話を聞いてみると、
どうやら運営元であるSEGAにアカウントを停止されたようです。
それで別アカウントを作って私に話しかけてきたようです。
「I don't know why」
SOSは日本語がわからないので、私からSEGAに聞いてみてくれと言ってきました。
私はSEGAにこんな内容のメールを送ってみました。
「私の友人が最近突然ゲームにINできなくなりました。
課金もしたばかりなのにログインできないそうです。
・アカウントID:******
・サーバー名:******
・キャラクター名:SOS
原因を調べてください。よろしくお願いします。」
するとSEGAから、以下のようなそっけないメールが返ってきました。
「当サービスは、日本国内のみに向けてのサービスとなっております。
当アカウントは運営側の判断により、停止させていただきました。」
メールには、RF onlineの利用規約ページへのリンクが貼られていました。
http://rfonline.jp/support/rule/
確かに利用規約を見てみると、第3条9項の4に、「日本国外からの登録情報の提供・登録によるライセンス購入者と判断した場合、承認を取り消す場合がある」と書かれていますね。
私はこのことをSOS(の別キャラ)に伝えました。
SOSはとてもがっかりして、寂しそうでした。
それ以来、ゲームの中でSOSをみかけることはありませんでした・・・
〜今回の事件についての考察〜
昔はラグナロクでもFF11でも、ゲーム内で多くの外国人を見かけました。
しかし、最近はどのMMOでも日本国内のみに向けたサーバーとしてサービスしていますね。
その原因の一番に挙げられるのが、”中国人業者によるRMT問題”でしょう。
これは解決すべき問題ではありますが、”海外からの利用者は全てBANする”という方法は、とてもほめられた方法ではありません。
全ての外国人や中国人がRMT業者とは限りませんし、
SOSのようにただ純粋にゲームを楽しんでいるプレイヤーもいるのです。
海外の出張先からプレイしたい人だっていることですしね。
また、日本人限定にすることで、ゲーム内には日本人らしい文化が育ちます。
これは”安心”をもたらしますが、刺激に乏しくなりがちです。
私はMMORPGの醍醐味は、世界中のプレイヤーと遊べることだと思います。
エバークエストやワールド・ウォー・クラフト、シャドウベインは
アメリカ、ヨーロッパ、アジアのプレイヤーと一緒にカタコトの英語で会話しながらクエストをクリアしていくのが楽しいゲームです。(”でした”と言うべきかw)
国同士の対立が面白かったりします。
国内限定のコミュニティとして窮屈に感じるMMOが増えてきた中で、
世界中の人々が同時にアクセスする、壮大なスケールのMMOが復活しないかと期待している るっ子なのでしたぁ。